2011年3月31日木曜日

3月29日 通常市

震災以後、初ブログです。
改めまして、このたびの震災で被害を受けられた多くの方々に対し、
心よりお見舞い申し上げます。
洋書会は先週も市会を開き、これが震災後二度目の市でした。
この二回とも、古書会館地階の多目的ホールで開催。
大変出品量が多かったので、ちょうど良かったには違いないのですが、
交換会の様々な作業を行うためには、やはり
いつもの4階会場の方が、具合が良いことが分りました。
次回からは、またいつもの会場に戻って開催いたします。
先週、今週と目立ったのは、転任、退任に伴う研究室蔵書の処分。
これが一段落するのと入れ替わって、これからは震災関連の処分が増えそう。
来週もまた、出品量が多い気がします。

2011年3月9日水曜日

3月8日 通常市

多くはないが、少なくもない。まあ、程の良い分量の市でした。
量的に目立ったのは、ドイツ語関係。
文学、語学、合わせて会場の半分ほどを占めていたでしょうか。
厚手の大きめなハードカバーが並んでいると、重厚な感じがあります。
筋のよい研究書や、定評のある全集などは、良い値になっていました。
その他一点物の幾つかは、以下の写真でご紹介いたします。

2011年3月5日土曜日

3月1日 通常市

3月の声を聞いて、ようやく本が動き始めたのでしょうか。
会場の台に全て本が並び、久々賑やかな市会になりました。
ただし、その何割かは日本書。
比較文学系の一口が、荷を開けてみると殆ど和書だったためです。
それでも最近は、会員以外の入札者も増えています。
「今日は日本書は出ていますか」といって会場を覗かれる業者もおいでなので、
落札価格に遜色はありません。目立つ分、他より高くなることも。
でもそれは翻って、他の市に洋書が出ることがあるのと同じ理由、同じ状況。
ただ喜んでいるばかりには参りません。
いずれにせよ、雪解け水で川の流れが増すように、市場も春を迎えるはずです。